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いずれも男女の人数比と、点数比によっては十分にあり得る。

①について、たとえば貴方の在籍するＡ高校の男子の人数が１０人で、平均点が５０点。Ｎ高校の男子が１９０人で平均点が６０点。
Ａ高校の女子人数が１９０人で、平均点が８０点。Ｎ高校の女子人数が１０人で平均点が９０点の場合、Ａ高校の平均点は（１０×５０＋１９０×８０）÷２００＝７８.５点。Ｎ高校の平均点は、（１９０×６０＋１０×９０）÷２００＝６１.５点になってしまい、男子、女子それぞれの平均点はＮ高校より低いにも関わらず、男女合計ではＡ高校の方が平均点が高くなる。

②について、Ａ高校の男子人数が１０人で、平均点が５０点。Ａ高校の男子を含む県の男子高校生の人数が２０００人で、平均点が６０点。
Ａ高校の女子人数が１９０人で、平均点が８０点。Ａ高校の女子を含む県の女子高校生の人数が１０００人で平均点が９０点の場合、Ａ高校の平均点は（１０×５０＋１９０×８０）÷２００＝７８.５点。県下全域の平均点は（２０００×６０＋１０００×９０）÷３０００＝７０点になってしまい、Ａ高校の方が平均点が高くなる。

2024.02